交通事故に遭い、首まわりが痛くて病院で診察してもらうと「外傷性頸部症候群」という診断がされると思います。
この「外傷性頸部症候群」がいわゆる「むち打ち」です。

「むち打ち」は交通事故の衝撃によって、首まわりの筋肉や神経、靭帯を傷めてしまい、事故後すぐに痛みが出ることもあれば、事故から12~15時間経過して症状が出る場合もあります。

最も一般的な症状は首の痛みですが、頭痛、背部痛、肩や上半身の痛みも見られることがあります。その他の症状では、めまい感、視覚や聴覚の障害、疲労感など、むち打ちにもいろいろなタイプがあります。

首の周りに痛みや違和感を覚えます。

頚椎が必要以上に動いたりすることで、神経根を損傷します。事故の衝撃によって起こりやすいのが特徴です。

頚部痛や手だけでなく、体幹や下肢にも痺れを感じ、知覚が鈍くなります。

頭痛やめまい、耳鳴り、眼のかすみや視力低下といった症状が出ます。その他、息苦しさ、しびれ、だるさなどの自覚症状も出ます。これは、自律神経が直接、もしくは間接的に刺激を受けることが原因と考えられます。

当院では、筋緊張の起こっている筋肉に対して、指圧やストレッチで筋肉をほぐて、電気治療や温熱治療で、患部の血流を改善していきます。

また、衝撃で歪んでしまった首や背中の骨に対しては、骨格矯正をして元の状態に近づけていきます。症状によって「はり・きゅう」で痛みを軽減させ、首の動く範囲を増やしたり、自律神経の調節を行って症状を改善していきます。