
交通事故後、病院でレントゲンやMRIなどで検査をしても骨に異常がなく、後日頭痛・めまい・吐き気などで悩まれる方がいらっしゃいます。
この頭痛やめまい、吐き気などは事故の影響から過度の筋肉の緊張によって起こるものや、筋肉の奥深くにある自律神経を傷めてしまって起こるものもあります。
頭痛やめまい・吐き気などが事故の後遺症として残ってしまう方もいらっしゃいます。後遺症として残さないためにも、少しでも早く当院にご相談ください。


交通事故の衝撃により、首の前側にある星状神経節という部分の働きが活発になり、交感神経が優れてしまいます。
その結果、血液循環に悪影響を及ぼしてしまい、脳へ届ける血流が不足してしまうことになります。この血流不足により頭痛やめまいの症状が出てしまいます。

交通事故の強い衝撃で、脳内のくも膜が損傷することにより、脊髄液が漏れて
しまいます。くも膜が損傷してしまうことで、頭痛、めまいや吐き気などの自律神経症状を引き起こします。
そして最大の特徴は天候によって痛みが変化することや、横になると楽になるということです。

むちうちで頭痛が起こる場合は、この筋緊張性頭痛による場合が非常に多いと言われています。首の筋肉が大きな衝撃により損傷、収縮すると筋肉が極度の緊張状態となり後頭部を中心に頭痛を引き起こします。

イライラ・耳鳴り・不眠・鬱状態など、体の表面だけではなく精神的な症状も引き起こしてしまいます。交通事故によるむちうちにより、頚椎から出ている副交感神経の働きが抑え込まれてしまい、頭痛や吐き気の症状が出ます。

①頭痛や吐き気の緩和を目的としたツボに指圧で刺激を与えながら筋肉の緊張を取り除いていきます。また、矯正治療で首の骨や背中の骨のゆがみを整えます。
この際、筋緊張の強い方は、はり・きゅうを使用し、深部の硬さを取ります。
②自律神経の不調からくる場合は、自律神経を調整するためにはり・きゅうを行います。